マーキュロップの工場は、富士箱根伊豆国立公園の森の中にあります。 富士山周辺で一番標高の高い貴重な水源から汲み上げ、最新鋭の設備と、こだわり抜いた衛生管理のもと、「富士山の天然水」を生産しています。見学廊下から、生産や検品の様子を間近に見るとができます。
生産ライン1. 深井戸223mから採水国立公園内の地下223mの深井戸から新鮮な富士山の天然水を汲みあげます。 井戸・配管・貯水タンクなど、充填(ボトル詰め)するまでに天然水が通る部分は、すべて衛生的なステンレス製にこだわりました。汲みあげた天然水は原水処理室へと進みます。
2. 加熱処理原水処理室では加熱処理を行います。加熱は瞬間的に行うため、おいしさは変わりません。 非加熱でも十分に安全基準をクリアしている高品質の天然水を使用しながら、より高い安全性を追及し、あえてコストのかかる加熱殺菌を採用しています。
3. ボトリング(充填)ボトルへ「富士山の天然水」が自動的に充填され、すぐにキャップが装着されます。 これらはすべて24時間、埃などの微粒子や菌数・室温等の管理を行う無菌的空間(クラス1,000を実現したクリーンルーム)で行います。 高度な衛生を保つために、人が立ち入る時間は制限されています。 4. 賞味期限印字・フィルム装着キャップの側面に賞味期限とシリアルナンバーを印字。万が一商品に不具合が起きても、シリアルナンバーにより製造日時や担当者がわかり、原因追及ができる仕組みです。 その後、ボトルの口を衛生的に保護するためにシュリンクフィルムを装着します。
5. 人の目による最終検品スタッフの目による厳しい検品を行います。
6. 自動積上げロボット・水質検査業界最新鋭である自動積上げロボットで、1枚のパレットに60本を積み上げます。お客様のもとへ営業所スタッフがお届けするため、工場から各地域の営業所へと商品を出荷します。 生産した「富士山の天然水」は全ての生産ロットで、水質検査を行います。
ボトルの検査洗浄ライン1. 自動積上げロボットボトルとケースを自動積上げ・積下しロボットで分け、ベルトコンベアーで流れます。まずケース洗浄機でケースを自動洗浄します。
2. 目視臭気検査まず、目に見えないボトルの亀裂も感知する空気圧による専用の機械で検査します。そして機械洗浄前にスタッフの手により検品されます。 1本1本ライトに照らし、ボトルの凹みや傷、洗浄機で落ちない汚れがないか厳重に確認、ボトル内の臭気も確認します。
3. 機械洗浄・共洗いここまでの検査に合格したボトルだけを、厳重に14工程もの洗浄殺菌を行い使用します。 天然水を充填(ボトル詰め)する前の洗浄殺菌工程は無菌的空間(クリーンルーム)内で行い、最後に「富士山の天然水」ですすぎ(共洗い)をして、ボトルの準備は完了です。
品質と衛生管理、生産に取り組む姿勢に自信があります。だからこそ2012年にオープンした新工場には見学設備を備え、お客様にも「富士山の天然水」の生産の様子をご見学いただいています。 繰り返し洗浄殺菌して使用する“リターナブルボトル”の方式は、瓶牛乳や瓶ビールなどでも長い歴史があります。 十分に洗浄殺菌技術の確立された衛生的かつ、環境にやさしい方法です。 ご安心してご利用ください。
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